フェーズフリーって何?
まず最初にお伝えしたいのは、
フェーズフリーは“ペット防災だけ”の考え方ではないということです。
もともとは、私たちの暮らし全体を「日常」と「非常時」で分けずに考える防災の概念です。
そのうえで私は、この考え方を「うちの子のいつもを大切にするペット防災」として取り入れています。
特別な防災用品を買い足すのではなく、
普段の暮らしの中にある“使い慣れたもの”や“いつもの習慣”が、
そのまま災害時にも役立つ。その視点が、うちの子の安心にもつながると感じています。
初めて「フェーズフリー」という言葉を聞いたとき、私は思わず「そーなんだ」と思いました。
新しい物を買わなくても、今の暮らしの中に“備え”がある。
それなら、うちの子も安心できるかもしれない。
そんな優しい気づきがありました。
日常と非常時を分けない考え方
私たちは普段、
「日常(いつも)」と「非常時(もしも)」を分けて考えがちです。
防災用品をわざわざ買い揃えて、押し入れの奥にしまい込む。
でも、いざという時に使い方が分からなかったり、
賞味期限が切れていたり……そんな経験、ありませんか。
フェーズフリーは、
この“日常と非常時の壁”をなくす考え方です。
なぜ「備えない防災」と呼ばれる?
フェーズフリーは、
特別な防災用品を買わなくても、日常のものがそのまま役に立つ
という考え方。
だから「備えない防災」と呼ばれています。
“フェーズフリー”を実感した瞬間
私がこの考え方を深く理解したのは、
愛犬くろぷーの“ハウス”習慣に気づいた時でした。
脱走対策が防災になっていた話し
くろぷーは、どんな時でも「ハウス」の一言で、
クレートでもバッグでも、袋でもすっと入ってくれます。
これは防災のために始めた習慣ではなく、
お出かけの時に脱走が心配で、日常的に続けてきた行動でした。
ある日ふと、「これって、もしもの時にも絶対役に立つよね」と気づいたんです。
実はこれ、くろぷーの“唯一の特技”なんです。
(※この特技については、こちらの記事で少し詳しく書いています)
特別な準備ではなく”日常の延長”
特別な訓練をしたわけでも、
新しい防災グッズを買ったわけでもない。
ただ、日常の延長線上に“安心”があった。
これこそフェーズフリーだと、心から思いました。
日常のアイテムがそのまま防災になる
例えば…
普段のフード・おやつ(ローリングストック)
いつものフードやおやつを少し多めに買って回すだけで、
それがそのまま“非常食”になります。
使い慣れたキャリー・バック
お出かけで使っているキャリーは、
災害時の「安全な移動手段」にもなります。
お散歩ライト・キャンプ用品
LEDライトやポータブル電源など、
普段の暮らしやレジャーで使うものがそのまま防災に。
いつもの寝床・毛布・水
うちの子が落ち着ける“いつもの匂い”は、
非常時のストレス軽減にもつながります。
これらは全部、立派な「防災用品」です。
特別なものを買わなくても、“いつもの暮らし”がそのまま備えになる。
これがフェーズフリーの優しいところ。
日常に安心を溶け込ませるということ
フェーズフリーは、「さあ、防災をやるぞ!」と気合を入れなくても大丈夫。
今の暮らしの中に、うちの子を守る力はすでにあります。
日常の延長でできる小さな備え
- キャリーを出しっぱなしにして“いつもの場所”にする
- おやつ・フードを少し多めに買って回す
- お散歩ライトを“防災ライト”としても使う
- ハウス=安全な場所の習慣を続ける
- 水・毛布・タオルを日常の延長で整える
「これ、もしもの時にも使えるかな?」の視点
特別な準備ではなく、
日常の中で“使い慣れたもの”を見直すだけで十分。
うちの子の“いつも”がそのまま備えになる
フェーズフリーは、うちの子の「いつも」を大切にする防災の形です。
今日の小さな習慣が、未来の安心につながります。
うちの子を守るペット防災の全体像は、こちら →
